?新たな物流サービスの進展
宅配便やトランクルーム取扱量は、近年の不景気による貨物量の全般的な横這い傾向のなかでも増加しており、スキー・ゴルフ宅配、バイク特急便等の新たな展開を見せている。
規制緩和を背景に、利用者が配達日時や価格を選択できる新たな宅配便も登場している。
また、無店舗販売事業者が増加しており、近年ではインターネット等の普及により急激な増加が予想される。さらに近年は、物流事業者の流通加工業務も増加する傾向がある。
このような、宅配便サービスや流通加工業務に対する需要は季節的な波動性が大きく、繁忙期における集配送等に必要な労働力の確保が著しく困難という問題も抱えている
トランクルームサービス事業者数・営業所数の推移
宅配便取扱個数の推移
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3年度 |
4年度 |
5年度 |
6年度 |
7年度 |
取得個数(万個) |
取得個数(万個) |
取得個数(万個) |
前年度比(%) |
取得個数(万個) |
前年度比(%) |
取得個数(万個) |
前年度比(%) |
構成比(%) |
宅配便合計 |
112,495 |
118,900 |
124,460 |
104.7 |
132,799 |
106.7 |
143,403 |
108.0 |
100.0 |
トラック |
112,484 |
118,337 |
123,710 |
104.5 |
131,832 |
106.6 |
141,933 |
107.7 |
99.0 |
利用運送 |
11 |
563 |
750 |
133.2 |
967 |
128.9 |
1,470 |
152.0 |
1.0 |
注)
| 1.本表は同一便名ごとに、その便名を扱っている各事業者の取り扱い実績を集計したものである。 |
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2.宅配便としてカウントする貨物は、一般貨物自動車運送事業の特別積み合わせ貨物運送又はこれに準ずる貨物の運送及び利用運送事業の鉄道貨物運送、航空貨物運送のいずれかまたはこれらを組み合わせて利用する運送であって、重量30?以下の一口一個の貨物を特別な名称を付して運送した貨物とした。 |
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3.利用運送事業者による宅配便は、平成7年4月から取得を開始した(ただし、平成6年度までは、航空宅配便のみの取得実績である。)。 |
(資料)運輸省大臣官房総務審議官監修「数字で見る物流(1995)」 |
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